Tanpoposou’s blog

田舎で、山羊、鶏を飼いながら、自閉っ子を育てています。

便秘解消のため、漢方服用+グルテンとガセインフリー生活へ

発達障害には、鉄とタンパク質が大事であるという本を読んで以来、うちの子に、なるべく肉をたくさん食べさせるようにさせてきた。鉄のサプリも飲ませていた。

おやつは、から揚げや、魚フライ、お肉を焼いたものを。

週末は、バーベキューや焼き肉をして。

食事も、肉や野菜から食べ始めて、お米は少な目。

そんな生活をしていたら、うちの子の胃腸には、負担が多かったのか、便秘がさらにひどくなってしまった。うんちも、非常に臭くなってしまった。

これは、やばい、ちゃんと専門家のアドバイスを仰ごう!と、バイオメディカル治療(保険対象外ではあるが、色々な検査をして、体に足りていない栄養素を判明させて、サプリのアドバイスをしてくれたり、腸の状態の改善治療などをしてくれる)を取り入れている病院を受診した。

そこでいろいろ、検査をしてもらった。

検査結果は、まだ出ていないのだが、お医者さんが、まずは、腸の状態を何とかしましょうという事で、便秘をよくする漢方や整腸剤を出してくれた。

出してくれたのは、大柴胡湯と抑肝散と医療用のビオフェルミンみたいなやつ。

これを飲み始めてから、うちの子の頑固な便秘が、不思議とましになった。2~3日に1回は自力で排泄できるようになった!すごい、漢方!!臭いにおいも、ふつうこれくらいの匂いだよねっていう範囲内になってきた。

あと、うちはインターネットで遅延性アレルギーのキットを取り寄せて、うちの子のアレルギーを検査したことがある。その結果を見て、お医者さんが、遅延性アレルギーがあるので、グルテンフリーと、ガセインフリーの食事に変えましょう!給食もね!とアドバイスしてくれた。

うちは、自宅では、最近、バターを使う以外は、ほぼ、グルテンフリー、ガセインフリーだった。でも、小学校の給食については、遅延性アレルギーによる除去が認められないだろうと思って、そこまでは踏み込んでなかった。ところが、お医者さんによれば、最近は、医師の書類があれば遅延性アレルギーを認めてくれる学校が増えているらしい。ついに、給食の除去についても、学校側にお願いすることにした!!

3日後に、その件で、学校側と面談がある。うまく、認めてくれるといいなぁ。

 

ちなみに、なぜ、グルテンフリー、ガセインフリーが大事であるかというと、、、

グルテンは小麦タンパク、ガセインは乳製品に含まれるタンパク質である。

これらのタンパク質は、消化されにくい性質があり、腸の弱い人の場合、これら未消化の状態のタンパク質が腸を刺激してしまい、腸の粘膜に炎症が起こってしまう。

腸の粘膜が炎症を起こしてしまうと、本来吸収すべき栄養素を効率的に吸収できなかったり、本来吸収すべきではないもの(例えば未消化のタンパク質や、細菌、毒素など)が、腸の粘膜を通り越して、血液中に流れ込み、体中に入ってきてしまう(リーキーガット)。それが、様々な不調の原因になっているのではないかと言われている。

また、体内に入ってしまったグルテンやガセインは、脳内麻薬のような働きをすることがあるらしい。

ということで、うちの子の場合、腸の状態を整えるため、まずは、グルテンフリー、ガセインフリーの食事にして、腸への刺激を少なくすること!!これが健康のために大事なようだ。

お医者さんは、さらに、あと3点ほど大切なことを教えてくれた。

次回に続く。

なお、参考文献

発達障害は食事でよくなる

 溝口徹 (青春出版社

②入週間で体が変わるグルテンフリー健康法

 溝口徹 (青春出版社

発達障害の治療の試み

 柏崎良子 ((株)ヨーゼフ)